仕組み 2021 8 15

書名 プログラマーのためのコンピューター入門
著者 Lepton  オーム社

「仕組みを知ることが大事です」
 朝早く目が覚めた。
散歩しようと出かけたら、畑にUFOが駐車していた。
近づいてみると、UFOの入り口が開いた。
 恐る恐る、中に入ってみると、
白く明るい光であふれていた。
 驚いたことに、がらんとしていて何もない。
飛行機の操縦席のようなものを想像したのに意外だった。
 「せめて椅子ぐらいあればいいのに」と思ったら、
何もなかったところに椅子が現れた。
 椅子に座ってみて、
「でも、これでは外が見えない」と思ったら、
前方が大型ディスプレイになった。
 「さて、どうやって操縦するのか」と思いながらも、
大空を飛んでいるイメージを思い浮かべたら、
大型ディスプレイに青空と入道雲が映し出されていた。
音もなく静かに離陸していた。
 「朝寝坊の早起き」さんは、
早くも、UFOの操縦方法を身につけた。
「UFOとは、空き箱が飛んでいるようなものだ。
人間の意識と同通するのか」
 さて、パソコンの仕組みは、どうなっているのか。
電源のスイッチを押して、しばらくするとパスワードを要求される。
いつも使っている画面が現れるのに数十秒はかかるかもしれません。
その間、コンピューターの内部は、どう動いているのか。
それを考えるのが、この本です。
 昔、よく聞いたことがあります。
「ハードウェアの仕組みを知らないと、
プログラマーの限界になり、伸びない」
 そうは言っても、最新鋭のプログラミング言語になると、
ハードウェアを知らなくても、高度なプログラミングができてしまう。
 もちろん、コンパイラはもちろん、
WindowsのようなOSに助けられている面があるでしょう。
 だから、任せられることは任せて、プログラミングに専念したい。
多くのプログラマーは、そう考えているかもしれません。
 賛否両論があるでしょうが、
ちょっとだけでもハードウェアを知っていてほしいと思いましたので、
この本を取り上げました。





































































































































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